242・243日目 秋田県鹿角市~岩手県盛岡市~青森県八戸市
242日目
鹿角市からスタート。
朝早くから走り始め、ひたすら八幡平へ向けて登る。
途中、地元農家の方から桃を頂きました。
またしても美味しい桃を頂いてしまった。本当にありがとうございます。
中程度の勾配の登りをひたすら走る。
頂上が近づくと、森林限界となり、高原の風景に。
休みながら登り続けること数時間、頂上に到達。
そして41県目となる、岩手県に突入。
八幡平山頂が歩いていける距離にあったので、山頂へ向かう。
尾瀬のような雰囲気。
沼や湿原を眺めながら歩き、山頂に到達。
山頂付近の沼の透明度が非常に高く、美しい。
そこから更に南下し、盛岡市へ。
十分にお腹を空かせたので、盛岡名物のわんこそばが食べられる、東家本店さんへ。
わんこそばは3700円と非常に高価だが、食べ放題なのと、お給仕さんが専属で付いて次々に蕎麦を入れてくれる。
お椀15杯でざる蕎麦一枚分らしく、男性の平均は60杯程らしい。
僕はなるべくたくさん食べようと意気込んでいた。
……そしてその結果は。
115杯。ざる蕎麦7枚半くらい。
正直、思ったよりも全然食べられなかった。最近は食欲が落ちており、胃が縮んでしまったいたから…かもしれない。
自転車旅人は平気で130杯以上食べる人も多いので、自分は全然だったなと落胆。
食べまくって苦しいお腹を癒すべく、少し盛岡を彷徨い、野営。
243日目
朝になっても、まだ胃が重たい。
盛岡まで来たので、普通ならここから南下して仙台を目指すのだが、僕はどうしても日本一アップダウンが厳しいと言われている、三陸海岸を走破したかった。
その為、通らなかった国道4号線を使い、わざわざまた青森県八戸市まで戻ることに。
緩い登り坂を走り、国道4号最高地点に到達。
昨日の標高1560mの八幡平ヒルクライムに比べれば楽勝。
そして下って二戸市へ。
二戸市から八戸市へ向かっている途中、突然のゲリラ豪雨。
峠を越えている途中、間髪入れずにいきなりの大雨だった為、モロに食らってずぶ濡れに。更に、峠なので雨宿りできる場所も存在しない。もうどうにでもなれという気持ちになり、びしょ濡れのまま峠越え。
そのうち雨が上がり、空には大きな虹。
途中にあった施設で、濡れた衣類を全部着替え、バスタオルで身体を拭く。
雨が上がり、路面が乾くまで待っていたらかなり時間が遅くなってしまい、かつ洗濯物が予想外に溜まってしまった為、やむを得ず今日は八戸市のネットカフェに宿泊。
明日は、東北最大の山場である三陸海岸へ挑みます。
青森県八戸市~宮城県石巻市までの長い戦いになりますので、気合いをいれて行きます!