273・274日目 長野県小布施町~松本市~辰野町
273日目
今日は昨日の渋峠制覇の達成感から打って変わり、意気消沈気味。
何となくやる気が出ず、東京での傷心がぶり返したりと、すこぶるメンタル面が不調。
今までにもこういう日はたくさんあったので、そこまで狼狽えることもなかったのだが。
とにかく前に進んで、旅を終わらせないとどうにもならないので、先へ進む。
千曲市街地から国道403号線に乗り、長く続くキツイ登りを走る。連日の長距離走行や厳しい峠越えでかなり疲労感があったが、鞭を打って登る。
千曲市の姨捨(おばすて)。
長野盆地が見渡せる絶好の場所。夜景もかなり良く見えそうだ。
暫し、8~10%程のきつい登りが続く。
季節外れの暑い気候も重なり、中々険しい道のり。
登りきって聖高原、麻績(おみ)村に到着。
下っていると、自転車に違和感を感じたので見てみると、またしても後輪ホイールが振れていた。
近場の広いスペースでホイールの振れとり作業を行い、ある程度調整したところで再出発。
筑北村を越え、安曇野市へ。
この辺りから、お馴染みの風景。懐かしの中信地域。
松本市・塩尻市には、バイトの関係で少しだけ住んでいたこともあり、色々な記憶が甦る。
この日は松本市にてネカフェ泊。
274日目
ネカフェにてゆっくりと過ごし、疲れを取って出発。
今日は辰野町へ向かい、僕の乗っている自転車の持ち主、世界一蹴自転車冒険家の小口良平さんに会いに行く。
そして、良平さんの活動拠点である、grav bicycleへ一年ぶりの来訪。
小口良平さんと、一年ぶりの再会。
僕が旅を始めるきっかけのひとつでもある方であると同時に、僕の大切なお友達。
ご自宅に招待頂き、大きくなった息子さんの輪人くんとも再会。
旅の初期に会いに行った時はまだ0歳だったが、僕が日本を回っている間にとっても大きくなっていた。
可愛い息子さんと、素敵な奥さん。素敵な家庭。
その暖かさ、優しさに包まれた時間を過ごさせて頂きました。
明日は雨天の為、もう1日お手伝いしながらお世話になります。