236~238日目 北海道函館市~青森県大間町~むつ市
236日目は函館に滞在。
6月、函館に渡ってきた時もお世話になった、ゲストハウスのTuneさんのスタッフと歓談。
3ヶ月振りだったが、ちゃんと僕のことを覚えてくれていて嬉しい気持ちになる。
昼時、ラッキーピエロのオムライスが食べたくなったので、スタッフの皆と一緒にテイクアウトで注文。
これは旨い!かなり量が多く、夕飯があまり入らないくらいだった。
その後は函館をぶらついたり、ゲストハウスでのんびりしたりして過ごす。
夜、函館の夜景を見に行こうかと自転車を出したが、函館山は時間帯関係なく自転車は通行禁止だったので断念。いずれまた来たときに。
237日目
昼前までTuneさんでゆっくりし、昼飯にTuneさんの目の前の一風変わったラーメン屋さん、ブルートレインへ。
函館なので塩ラーメンを頼んでみた。
これが驚くほど旨い。
実は、塩ラーメンはずっと苦手意識があったのだが、ここの塩ラーメンは非常に完成度が高く、美味。
準備してTuneを出発。お世話になりました。またいつか遊びに行きます!
走り出すと、地元の方から団子を頂きました。
ありがとうございました!!
そして函館フェリーターミナルへ。
乗船手続きを済まし、船を待つ。
その間、SNSで連絡をくださった元自転車旅人の方が来てくださり、応援とご馳走を頂きました。
本当に最後の最後まで、北海道の皆さん、ありがとうございました!!!!!
そして、遂にフェリーに乗って北海道を後にする。
北海道を旅してたときは、早く北海道を終わらせたいと思ったこともあったが、こうして離れると凄く寂しくなる。
フェリーにて、札幌より自転車で下北半島を巡る旅をしに来ていた大学生の女の子と知り合う。
色々お話をし、今日は大間に着いてから僕と同じく大間のキャンプ場で泊まるとのことだったので、一緒にキャンプ場へ向かい、野営。
238日目
大間の無料キャンプ場よりスタート。
昨日一緒に来ていた大学生の女の子、ほのかちゃんが、これから恐山へ行くとのことだったので、目的地が同じなら折角だし一緒に行こうという流れに。
二人で下北半島の内陸部を走る。
森のかいと君と一緒に走っていたときを思い出す、久しぶりの二人旅。
内陸部を登っていると、四国のお遍路さんみたいな徒歩ダーの人に出会う。
この方はかなり長い期間旅をしており、熟練の旅人だった。
色々と話をしながら一緒に峠を登り、下りに入ったところでお別れ。良い旅を!!
途中、ほのかちゃんの希望で森林散策へ。
ヒバという種類の樹木らしく、色々と森林について教えて貰った。
薬研というところから恐山に登り始めると、土砂崩れの場所があった。
ガードレールが陥没していた。
8月豪雨の影響は、かなりのものだったということがわかる。道が残っていて本当に良かった。
恐山までの登りは険しく、かなり苦しみながら登る。
一方、ほのかちゃんはスイスイ登って行き、僕は簡単にぶっちぎられる。
積載の違いがあるとはいえ、女の子に簡単に千切られてしまうのはかなり精神的に堪えた。あとほのかちゃん凄すぎ。
キツい登りを越え、恐山、三途の川へ。
物凄い透明度。そして火山の影響か、まるで沖縄の海のようなエメラルドグリーンに染まっていた。
そして有名な、あの世に繋がると言われている、三途の川に架かる橋。
その先の極楽浄土。
恐山、霊場に到着。
霊場内は、かなり異質な雰囲気が漂う。
全体的に白い場所が多いため、照り返しが強く、霊場はかなり明るい。
霊場内のあちらこちらに風車が刺さっており、これはどうやら水子(流産や中絶などによって、生まれることができなかった赤子のこと)供養のものらしい。
また、あちこちに石が積まれている。
温泉も、あちらこちらで沸いている。
霊場に併設している湖、宇曽利山湖の湖畔、極楽浜へ。
これだけ見ると、何だかリゾート地のようにも見えるが、雰囲気は別物。
ちなみに、『恐山』は元々のアイヌ語地名の『宇曽利山(ウソリザン)』の日本語訛りである。。。とほのかちゃんから教えて貰った。
恐山併設の温泉で汗を流し、麓のむつ市へ向かう。
霊場を出ると、とんでもない坂。
写真ぶれすぎてわけがわからないが、斜度は12%。めちゃくちゃキツイ。そしてまたもやほのかちゃんにぶっちぎられる。
何とか乗り越え、麓のむつ市街地へ。
そして今日も二人で野営。