旅人人生

人一倍自信が無く、人の目が気になって仕方ない男がうつ病を乗り越えた話と、自転車日本一周旅をするブログです。

234・235日目 北海道ニセコ町~森町~函館市

234日目

朝起きると、まあまあ冷え込んでいた。
気温を見てみると、9℃。まだ9月頭だというのに、もう一桁になるのか。

ニセコ町の町並みを眺めに行く。
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山々に囲まれた美しい町並み。こういう雰囲気はとても好き。

折角なので、ニセコの風景を眺めにニセコアンヌプリ方面へ登る。
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そして、ニセコパノラマラインを走る。
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最高!!
やはり僕は山に囲まれた地形が好き。

ニセコから蘭越黒松内長万部まではアップダウンの連続。休み休み進む。

長万部にて、海沿いの平坦な道になる。
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なんとも夏らしい風景。

長万部から更に南下。
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夕方頃、八雲町に到着。
時間的にはもうここで野営地を探しても良かったのだが、何だか無性にもう少し走りたい気分だったので、南下を続けて森町へ向かう。
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森町はもりまちと読み、北海道に数多くある町の中で唯一「まち」と読む。他は全部「ちょう」。ふ~ん。

そんなこんなで森町に到着して野営。
なんやかんや130km程走行していたが、目立った疲れは無かった。調子を取り戻している気がする。




235日目

森町から直で函館には向かわず、東海岸鹿部町を回って内陸部へ進む。

途中、後輪から「ボキボキバキ!!」と激しい音が鳴ったので、「あっ、スポーク折れたな。」とすぐさま確認。
すると、なんと一気に三本も折れていた。
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これには狼狽える。
スプロケ外しは持っていなかったので、非スプロケ側の折れた二本のスポークを交換。欠けてしまったあと一歩はどうしようもなかったので、とりあえずスポークテンションを調整して応急措置。
その状態で函館の自転車屋さんまで繋ごうと試みる。
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一応違和感はさほどない状態まで回復できたので、そのまま内陸部に進み、城岱スカイラインを目指して登り始める。
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進んでいくごとに道は険しくなり、終始斜度10%の坂が襲い掛かる。
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ひたすら登る。
そして到着、城岱牧場展望台。
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函館までキッチリ見渡せる。
思わず「函館だ!!」と声が出る。
約3ヶ月の函館。ようやく北海道一周が終わるんだなぁと感動。

そして、過去一番ゆっくりと下山。
しかし、何だかリアキャリアに違和感。やたらと荷物がグラグラする。
下山後に見てみると、キャリア後端が折れていた。
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次々とあちこちが壊れる。重積載故、仕方がない。

何とか函館の自転車屋まで駆けつけ、折れたスポーク修理・ホイール振れとりをしてもらい、その間僕はキャリアの修理。とりあえず何とかなった。

ホイール修理の方も終わり、自転車屋さんの方からかなり丁寧にスポークテンションの調整やタイヤの空気圧について教えて貰った。更に、かなり費用もサービスしてくださった。本当にありがとうございました。

そして、再びゲストハウスのTuneさんへ。
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6月頭、青森大間から函館に渡ってきた日から、4泊お世話になっていたゲストハウス。

戻ってきたら、オーナーさんは僕のことをしっかりと覚えてくださっていて、早速色々なお話で盛り上がる。




今日から2泊(予定)、函館で最後の北海道を楽しみます。