旅人人生

人一倍自信が無く、人の目が気になって仕方ない男がうつ病を乗り越えた話と、自転車日本一周旅をするブログです。

232・233日目 北海道室蘭市~喜茂別町~ニセコ町

232日目

朝、強風で目覚める。
今日は伊達方面へ進むのだが、目の前の白鳥大橋は自転車では渡れないので、しぶしぶ東室蘭に戻って折り返す。

途中、地元室蘭の方から、「ブログ見てるよ!」と声を掛けて頂き、道案内をして頂きました。ありがとうございました!!

強い向かい風に立ち向かい、室蘭を後にする。
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室蘭から海沿いの道を進み、伊達市へ。
道中は厳しい向かい風。大型トラック等の超大型車に抜かされると、風圧でハンドルが取られる。負けじと必死にハンドルを握り、ペダルを回す。

伊達市に到着。
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伊達市から、内陸部へ登ってゆく。

壮瞥町に入った辺りで、お姉さんからおにぎりの差し入れを頂きました。ありがとうございました!!
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わざわざ僕を見かけて、戻って来たとのこと。本当にありがとうございます。

近くに洞爺湖があるので、折角だし見に行くかと洞爺湖へ向かう。
町から少し登り、壮瞥町を展望できる広場へ。
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どうやらここは火山の噴火によってできた土地らしい。

小さな峠を越え、洞爺湖へ。
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とっても夏らしい風景。やはり夏の湖は良い。

壮瞥町から喜茂別町へ向かって登ると、途中にあった果樹園の方から声を掛けて頂き、プルーンと、とうきび(とうもろこし)を頂きました。
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こんなにたくさん頂いてしまった。しかもめっっっっちゃくちゃ旨い。本当に本当にありがとうございます!!!!!北海道、暖かい。

しっかりとエネルギーと温もりをチャージさせて頂き、山間部を登っていく。
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登りに登って下ってを繰り返して約40km程、ようやく喜茂別町の雪月花廊へ到着。
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廃校になった小学校の校舎を使った、素敵なライダーハウス。設備も非常に充実しており、快適の一言。
付いた瞬間一気に眠くなり、身支度を済ませて即効寝てしまった。




233日目

ぐっすり快眠して朝を迎える。
出発の準備をして、すぐに出発…する前に、同じ雪月花廊に宿泊していた方で気になっていた方がいたので、話し掛けに行く。

その方とは、現在バイクで福井県から日本一周をされている、はよしねまさん。
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凄い積載量。今まで見てきたバイク旅人の中でも上位に入る積載量。
ちなみに「はよしねま」というお名前は、「早くして」の福井弁らしい。
同じくらいの年代で、話しが盛り上がり、ついつい長々とお話。
そして、昼頃にそれぞれ出発。良い旅を!

雪月花廊を出て、喜茂別町を後にする。
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羊蹄山を眺めながら、山麓をぐるっと回って倶知安町へ。
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気候が丁度良く、かなり快適。

しかし途中、ちょっと雨に降られたので、雨が上がるまで倶知安町のスーパーのイートインコーナーで休憩。
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倶知安町は、町でありながら碁盤の目となっており、人も多く活気があった。
また、噂に聞いていた通り、外国人の方も多い(富良野ニセコ周辺は多いらしい)。


今日は、隣のニセコ町で野営をしようと思い、ニセコ町の道の駅へ。
道の駅に到着し、閉店を待っていると、道の駅の方から声を掛けられる。

「今日はここで野宿ですか?」

とっさに嘘を吐くのも気が引けたので、素直に「はい」と答える。すると、

「寒いので気を付けてくださいね。あそこのスペースで寝ていいですよ~。」

と言って下さった。
なんて優しいのだろう。感動してしまった。
本来、道の駅での野宿は法律的にグレーゾーンで、あまり良いことではないので(今までも数えきれない程やりましたが…。)、こうやって言って下さることは本当にありがたい。

北海道の皆さん、本当にありがとうございます。




明日は、函館に向かって南下します。
遂に北海道一周も終わりが見えてきました。