229・230日目 北海道新ひだか町~むかわ町~白老町
229日目
朝、膝の調子が良さそうだったので、湿布を貼り直し、テーピングを巻いて出発。
柔道をやっていたときに身に付けていた、関節稼働を制限するテーピングの巻き方の知識が、まさか役に立つ時が来るとは…。
静内の町へ10km程走行するも、特に問題はなし。
だが、油断はできないので、今日は静内で暫くゆっくりすることに。
朝食に、駅構内の立ち食いそば屋さんへ立ち寄る。中々旨い。
溜まっていた洗濯や、必要なものの買い物をしたり、暫くゆっくりと過ごす。
昼過ぎに静内を出る。
日高の美しい海岸線を駆け抜ける。
膝は痛くならなかったものの、やはり長時間乗っていると少し違和感が。
次にライダーハウスに泊まった時に、しっかり休んで治そう…。
走っていると、後ろから追い付いてきたカブの人に話しかけられる。
ヤドカリの家でお世話になったまっちゃんだった。
これからもう少し各地をブラブラするらしい。
温泉に入るために、日高門別を越え、むかわ町へ。
夕焼けが美しい。
むかわ町に到着し、温泉に浸かってから野営。
230日目
朝、目を覚まし、テントを開けると外の景色が目に飛び込んでくる。
夜に到着したときは真っ暗で何もわからなかったが、こんなにも広い草原だったとは。少し感動し、清々しい気分になる。
今日は、苫小牧市を通って室蘭方面へ。
苫小牧市に到着。
かなり街。正直想像以上に街だった。
釧路や帯広よりも規模が大きいように感じた。函館の次くらいかな?
苫小牧にて、鳥取市から使っていてヘタっていた後ろのタイヤを交換。
ばっちりバリ溝。これで、恐らく旅が終わるまでタイヤ交換はなしで行けるだろう。
苫小牧市を抜けると、また果てしない道路。
少し向かい風に煽られながら、隣の白老町へ。
白老町といえば、平取町と並んでアイヌ民族の血を引く人が多い町。
ここには、昨年できた、有名なウポポイがある。
かなりデカイ。
ウポポイはアイヌ民族資料館であり、安倍政権時に造られた施設。現在は緊急事態宣言の影響で臨時休館。
ウポポイの近くにある物産展(こちらも臨時休館)にあった、自販機で売っていた、飲み物が気になり購入。
ミネラルウォーターとの違いはあまりわからなかったが、何となくまろやかな味がしたような気もした。
今日は、ここ白老町にて野営。
明日は、膝の調子が微妙なので、室蘭か伊達辺りまでのんびり進みます。