218・219 北海道中標津町~根室市~浜中町
218 日目
中標津町から根室へ向かう。
町以外の道東の風景は、広大な牧草地。
別海町の中春別という地域で、突然大勢の子どもたちから「頑張れー!!」と応援頂いた。
すると、先生らしき人が現れ、「追い付いた!応援しにきました!これどうぞ!!」と差し入れを頂きました。
なんて暖かいんだろうか…。ありがとうございました!!
大勢の方々に応援されて、ちょっと照れ臭くなってしまった。
途中の道の駅で風蓮湖を眺める。
そして根室市街地に到着。根室市も、小樽市や紋別市と似たような坂の街だった。
また、街のあちらこちらに、キリル文字の看板が見られた。
恐らく、北方領土との交流があるからだろうか。
最東端、納沙布岬へ向かう。
納沙布岬は根室市街地から25km程離れており、風景も写真の通りなのでかなり遠く感じる。
道中、先日の野付半島以上に、あちらこちらに北方領土返還の看板や石碑が立ち並ぶ。
そして遂に、日本最東端、納沙布岬に到達!!
これにて、宗谷岬・納沙布岬・波照間島・与那国島と日本の端をすべて制覇。日本本土も佐多岬・神崎鼻と完全制覇。長かったなぁ。
走ってきた道を戻り、根室市街地へ。
今日はこの辺で野営。
219日目
根室市からスタート。釧路方面へ向かう。
森の中を通る道道を走る。
森を抜けるが、風景が変わらない。
ひたすら何もなく、アップダウンが多く、向かい風。心身ともに疲労が溜まる。
道路脇に広がる雄大な自然を眺めながら、何とか進む。
そしてようやく次の町、浜中町の霧多布に到着。
丘の上と麓に町がある、不思議な雰囲気の場所。
また、久々に空が晴れ渡った。ここのところ、ずっと曇りだったので、青い空が心地よい。
疲れたので久しぶりに温泉に浸かり、近くのキャンプ場で泊まることに。
風呂上がりに丘の上を駆け抜ける。爽快感MAX。
キャンプ場へ向かっていると、流石「霧多布」という名前だけあって、霧が凄い。
無料キャンプ場に到着。
無料なのにも関わらず、めちゃくちゃ設備が良い。
ゴミ箱あり、綺麗なトイレあり、なんとフリーWi-Fiまである。素晴らしい。
明日は、釧路湿原を見て回る為に、標茶町へ向かいます。
…と言いたいところですが、この無料キャンプ場が居心地良いので停滞かもです。