旅人人生

人一倍自信が無く、人の目が気になって仕方ない男がうつ病を乗り越えた話と、自転車日本一周旅をするブログです。

149・150日目 福岡県福岡市~北九州市~山口県下関市

149日目


久しぶりの快適なネカフェ泊。
福岡市の外れから、福津市宗像市と東に進んで行き、北九州市へ。

北九州市に、熊本市で大変お世話になったご家族の息子さんが住んでいるということで、大変ありがたいことに、また北九州市で集まろうとお声を掛けて頂いていた。

北九州市に到着すると、ご家族の皆さんがわざわざ熊本市から来てくださっていた。
そして、息子さんも合わせて皆さんで食事へ。
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ここでもたくさんの美味しいものをご馳走になり、お酒を飲み、時間を忘れて歓談。毎度ありがとうございます。

流石は九州人と言ったところか、皆さん飲むペースが早い早い。ガンガンジョッキを空にしていく。僕もそれにつられてベロベロに酔っ払う。

そして、なんとホテルまで用意して頂きました。
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もう本当に何とお礼を言ったらいいか…。ありがとうございました!!!!


150日目


久しぶりのベッドで超快眠。
そして飲みまくってたから頭ガンガン。

朝食は、ホテルの無料モーニングを頂く。
チェックアウトをし、ご家族の方々と一旦お別れをして下関へ向かう。お昼の時間に、下関で待ち合わせをする形とさせて頂きました。

遂に九州を出ると思うと、なんだか寂しい気持ちで一杯になる。
九州突入後、最初に訪れた名所「門司港レトロ」へ再び。
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対岸に下関の街並みがハッキリと見える。

関門トンネル人道入口に到着すると、やはり見たことのある人影が。
そう、「カワサキさん」だ。

ここを通る旅人を捕獲するお方。
去年、12の頭に九州に突入したときもお世話になったお方。
およそ5ヶ月振りの再会に心が踊った。

色々と会話を楽しみ、差し入れを頂いたり写真を撮って頂いたりしました。ありがとうございました!!!
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海底で県境を跨ぎ、九州を後にする。

九州、どこに行っても飯が美味しくて人が暖かい場所でした。
もしかしたら、旅をしていなければ一生行くことはなかったかもしれない。
本当に、心から九州に行って良かったと感じました。九州、大好きです。ありがとうございました!!!

そして、ただいま本州!!!!!


5ヶ月振りに下関に戻り、ご家族と待ち合わせしていた唐戸市場へ。
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あがってきた魚をこちらで捌いて、市場に出す。だから、ネタは非常に新鮮なものばかり。

こちらでも、頬がとろけるくらい美味しいお寿司やお魚をたくさんご馳走頂きました。
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なんだか申し訳なくなってくる。旨すぎる。ありがとうございます!!!

その後、近くの観光スポットである巌流島へ。
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この唐戸市場から、フェリーで約10分程揺られると到着する無人島。
宮本武蔵佐々木小次郎の決闘の地とのことだ。

一回りし、唐戸へ戻る。

そして、ここで最後のご挨拶。
本当に、本当にお世話になりました。
旅が終わったら、絶対に会いに行きます。
そしてその時は、今よりももっと成長した姿で、BIGになった自分を見せます。
ありがとうございました!!!ご達者で!!!!


下関市街地を回り、海岸線を走って北上して行く。
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途中、本州最西端の地「毘沙ノ岬」があったので寄ってみる。ちょっとキツめの登りを越えて到達。
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夕日の時間となり、美しい夕日を拝むことができた。
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嗚呼、何と美しい夕日か。

もう少し進み、下関市川棚温泉付近にて野営。




明日は角島~長門市萩市方面へ進みます。
遂に山陰地方へ。山陰は僕が2年前、日本一周をすると決意した場所なのでかなり思い出深い場所です。


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148日目 長崎県壱岐市~福岡県福岡市

無料キャンプ場に泊まったということで、今日は朝遅くまで寝ていられる…。
なんて思っていたが、芝刈機の音で叩き起こされる。
こうやって整備されていることで、キャンプ場として成り立っているので仕方ない。
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のんびりと朝食を作ったり、撤収作業をしたりしていると、一緒に泊まっていた旅人さんも起床。

支度をしながら暫し歓談をし、10時頃お別れをしてゆっくりと出発。
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写真撮って貰いました。
なんだか、またどこかで出会えそうな気がする。


とりあえず壱岐島を上から下まで回ろうと思い、県道を使って北部へ。
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長閑だが、対馬と比べるとかなり山が低く平地が広い。道も全体的に走りやすい。

北端にある勝本港へ。
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かなり多くの漁船がある。
周辺の有人島まで行くフェリーも出ていた。

この北端の勝本港から、南端の郷ノ浦港まで約17km程。
そのまま向かうとすぐに着いてしまうので、壱岐島景勝地として有名な「猿岩」を見に行くことに。

猿岩は島のかなり西の方にあるので、海岸付近を通る県道を使っていく。

海岸は広い範囲でリアス式を形成しており、そこそこのアップダウンが続く。どうやらこの辺りのアップダウンを利用したロードバイクのレースも毎年開催されているとのことで、かなりの一大イベントらしい。

猿岩に向かっていると、軽トラックから気さくな感じのおばさんやおじさんからお声を掛けて頂き、応援や差し入れ、ご支援を頂きました。
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壱岐島の方々もとっても暖かい!ありがとうございました!!!

猿岩付近に「壱岐出会いの村」というキャンプ場があったので、腹ごしらえついでに寄ってみる。
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一面に広がる静かな、そよ風の吹く草原に僕一人。
自炊をし、せっかくなので草原に寝転んでみる。
「草原に寝転ぶ」と言えば僕の密かなやってみたいことだったのだが、ちょっとチクチクするし日が当たって眩しいし肌はピリピリするしあまり快適ではなかった。これぞ理想と現実のギャップ。やっぱりベッドや布団が一番ですね。

腹ごしらえも済ましたところで、猿岩へ。
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猿だ。めっちゃ猿やん!!!

◯◯岩系って、実物を見ると大体「う~ん…?言われてみればそう見えなくもないかな…??」という感じのものが多い印象があったが、この猿岩は一目見て「猿だこれ」となった。
これが人造ではなく、自然現象による風景というのだから驚きだ。

また、猿岩周辺の景色も非常に美しい。
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猿岩を堪能したところで、郷ノ浦港へ向かう。
郷ノ浦付近で、縁結びとご紹介頂いた小さな神社、「塞神社」へ。
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なんだか大層立派なモノがある。なるほどこういう系か。地元群馬県にもあるね。

お参りを済ませ、郷ノ浦港へ。
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小規模ながらも、生活に必要な物は大体ここで揃う感じ。
こういう静かな港町の儚い雰囲気はとっても好きだ。

出港時間より2時間半程前に港に到着してしまったが、今日は少し疲れていたのと、色々あって傷心気味なところもあったので、港で黄昏ながらボーッと過ごす。

モヤモヤしながら黄昏ていると、船がやってきて博多へ出港。船の中でもくよくよしていた。

夜8時頃に博多に到着。
とりあえず博多ラーメンが食べたかったので、自転車を街中の駐輪場へ。
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こんなのが街中の駐輪場に鎮座している光景は異様でしかない。

そして博多ラーメン、実食!
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うん、旨い!
僕は久留米ラーメンの方が好きかな。

そして時刻は夜9時頃。
流石にこの時間から、この都会で野宿場所を探すのは厳しいので、仕方なく今日はネットカフェに泊まることに。
とは言え博多や天神などの中心部では自転車を停めにくいので、福岡市の外れの方へ少し走る。
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都会の街中を走っていく。

僕はこうやって、夜の都会を走るのが好きだ。
東京に住んでいた大学生時代を思い出す。
街灯やそびえ立つ背の高い建物が照らす光の中、夜になって少し交通量の減った自動車と共に国道を走る。
大学生時代は、楽しかったものの、常に何かに追われているような感覚があった。…今は、どうだろうか。

色々物思いに耽りながら走ってゆき、ネットカフェに到着。





明日は再び北九州市へ!
ありがたいことに、北九州市で人とお会いする約束ができました!

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146・147日目 長崎県対馬市~長崎県壱岐市

146日目

深夜0時頃に船内が消灯する。
それ以前から早く寝ようとベッドに入ってはいたが、上手く寝付けない。

0時半頃船が出港。
船がそこまで大きくないからか、エンジンの振動や船の揺れが伝わり深い眠りに入れない。
慣れている人にとっては何てことはないのだろうが、僕は深い眠りに入るまでにかなり時間がかかった。

そして、早朝5時。
深い眠りに入っているときに、「おはようございます!!まもなく入港します!!」とモーニングコール。結局、寝不足のまま朝5時半に対馬へ上陸することとなった。

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対馬南部、厳原(いづはら)港に着くと、早速ハングル文字が書いてある看板が。
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流石は韓国に近い場所。

とりあえず身支度をしようと近場の公園へ。
用を足したり軽食を摂ったりしていると、猫が寄ってくる。 
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恐らくお腹が空いてるのだろうか?しかし残念ながら猫ちゃん用の飯は持っていない。それでもひたすら甘えてくっついてくる。可愛いなぁ。
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完全に日が昇ったところで、いざ出発。
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対馬に一本だけ通ってる国道382号線を走って北上していく。
国道は島のほぼ中心を通り、殆んど海岸線は無い。延々とアップダウンとトンネルが続く。
なるほど、これは奄美大島と同じ感じだな。

対馬の下島と上島の境には橋が架かっており、運河を形成している。
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元々は繋がっていた部分を切り取って、橋を架けて運河にしたらしい。

走っても走っても山道が続く。
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一部、国道とは思えないほど狭い区間もあった。

調べてみると、どうやら対馬は島88%が山林で形成されているとのこと。

山間のちょっとした平地に集落が点在する。
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集落も長閑で、コンビニやスーパーの類いは殆んどない。

幾度なく続くアップダウンや峠越え、そして寝不足による疲れが襲い掛かり、思うように進まない。
何とか糖分補給や栄養剤で誤魔化して進む。

そして漸く北端の韓国展望所に到達。
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残念ながら肉眼では全く韓国を望むことはできなかったが、展望台にあった望遠鏡を覗くと、水平線の上に微かに山が見える。
この山が恐らく韓国かな…?と思いながら眺める。
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夜まで居ると、韓国の夜景を望むことができるらしいが、明日の船の時間も考えて折り返して南下していく。

対馬北部の港、比田勝港国際ターミナルへ。
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コロナ騒動が無ければ、ここから韓国の釜山(プサン)に渡り、そこからポハンというところまで走り、極東ロシアウラジオストクにフェリーで渡る計画も考えていたのだが、残念ながら実行はできず。その分、日本を満喫しよう。

北部から、通ってきた国道ではなく県道の方を使って南下。

暗くなってきた頃、良い公園を発見したのでここらで野営。



147日目



テントの中でぐっすりと眠り、朝を迎える。
まだまだ早朝は気温が低く、日によっては10℃を切る日もあるものの、日が登ってくるとすぐに暖かくなる。

支度をし、出発。
足取りが重かった昨日とは打って変わり、力が入る。やはり睡眠は大事。

今日は対馬厳原港から、壱岐島へ渡る。
昨日は走らなかった県道を走り、対馬を南下してゆく。
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そこそこ険しいアップダウンと、長閑な集落が続く道を進んでいく。

すると、突然ディスカウントドラッグストアのダイレックスが現れる。
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なんだかこういう店が現れるだけでちょっと嬉しくなってしまう。
窓ガラスには養生テープがびっしりと貼ってある。
対馬の建物は、しばしばこのように養生テープが貼られていることがあり、台風の被害が多いことが読み取れる。

県道は主に海岸付近を通っており、海岸は殆んどリアス式海岸を形成している。 
ちょっとした港の周りに集落があり、漁港となっている。
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途中、面白い看板を見かける。
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物凄く出るアピールをしているが、ツシマヤマネコ絶滅危惧種の為、やはり見かけることはなかった。

県道を走り終え、国道に合流。
昨日走ってきた道を再び走っているが、昨日は気付かなかった美しい景色を発見。
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もうひとつの運河。
この静かで落ち着いた町並みと、自然の豊かさが対馬の魅力。

厳原に到着し、乗船受付を済ませて壱岐島へ。


夕方頃、壱岐島に到着。
事前に連絡を頂いていたTwitterのフォロワーさんと合流。
僕が旅に出始めた頃から応援してくださっていた方で、差し入れやその他色々頂きました。ありがとうございました!!
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そして港の近場に無料キャンプ場があったので、そちらで野営。
なんと、その無料キャンプ場で日本を自転車やカブで何度も旅をしている伝説の旅人さんと遭遇!!
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焚き火をしながら、旅について語り合ったり色々な共通の知り合い旅人に連絡したり。凄い縁だなあ。


明日は、壱岐島を回ります!
夕方の便で壱岐島から出港し、夜に博多に戻ります。
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144・145日目 長崎県佐世保市~平戸市~福岡県福岡市

144日目

大学時代の友人のご自宅でお世話になる。
久々に布団で寝かせて頂き、疲れもスッキリ。ありがとうございます。

朝ごはんをご馳走頂き、昼前頃から友人と二人で佐世保をドライブ。

佐世保の狭くて険しい山道をひょいひょいと慣れた手つきで運転していく友人。流石だ…。

佐世保市全体を一望できる展望台へ。
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こう見ると凄い地形。
長崎市程ではないが、斜面にも多くの家が建ち並ぶ。また、港は米軍基地が点在する。

次は西海国立公園へ。
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美しき九十九島の絶景。
佐世保湾に浮かぶ数多の無人島。
ここまで無人島がびっしりと並ぶ風景は、他では中々見ない独特の景色。

昼食は、佐世保バーガー本店へ連れて行って貰った。
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こちらもご馳走頂きました。ありがとうございました!!
巨大な佐世保バーガーは、まず上から押し潰し、ソースを染み込ませて食べるとのこと。
味も量も大満足。

そして、いよいよお別れ。
別れを惜しみながらも、ご挨拶をし、お見送りを頂きながら出発。出発時におにぎりと唐揚げを頂きました。最後の最後まで、本当にお世話になりました。ありがとうございました!!!!

隣の佐々町へ移動し、日本本土最西端の地、神崎鼻公園へ。
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これにて、佐多岬神崎鼻波照間島与那国島と南と西を制覇。残すは北と東。待ってろ北の大地!!

平戸市まで移動し、こちらで野営。


145日目

今日は平戸から一気に博多を目指す。
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理由は、博多~対馬のフェリーが深夜出港の為。

平戸市松浦市を越え、佐賀県伊万里市へ。
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2回目の佐賀県
玄海町方面へ進む。

ずっと気になっていた、玄海町の棚田。
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丁度水田の時季だったらしく、最高の風景を見ることができた。

少々アップダウンがある道を進み、唐津市へ。
唐津市にて、ママチャリダーと遭遇。
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なんと長野県からとのこと。
ママチャリで旅…。凄いなぁ。

虹ノ松原を走る。
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「倒木注意」の看板がたくさん立ち並んでいた。どう注意すればいいのかは知りません。

唐津市に来たからには、これは食べたいという物があった。それは、「唐津バーガー」。
唐津バーガーは、店舗型ではなく、キッチンカーを利用した屋台タイプだった。
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唐津バーガーを頂く。
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バンズがカリカリで、テリヤキ風味の味付け。旨い!!

その後、夜になってもひたすら走り続ける。

道中、声をかけてくださった方々が、ジュースを奢ってくださった。
僕の姿を見て、「すげー!元気でた!!明日も仕事頑張ろう!!!」と言ってくださった。

誰かに元気や勇気を与える人になること、それが僕の夢。こうやって言って貰えることが本当に嬉しくて仕方がなかった。
ありがとうございました!!!

本日の走行距離が166km程になったところで、博多の港に到着。
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乗船手続きを済ませ、乗船。

フェリーは年季が入っているものの、シャワーやベッドが完備されており、かなり快適そう。
今日は船で睡眠をとり、朝に対馬に到着予定。




明日は、長崎対馬を見て回ります!
かなりアップダウンや峠が険しいみたいなので、気合い入れて行きます。


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142・143日目 長崎県長崎市~西海市~佐世保市

142日目

無料キャンプ場からスタート。
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通り雨に少し打たれながら、長崎市内を通って西海市方面へと向かっていく。

長崎市内は、自転車で走っているというだけのことで注目を受ける。本当に誰も自転車に乗っていない。
だからこそ、道もかなり走りにくい。
朝の通勤ラッシュで渋滞する自動車の間を、原付やバイクがスルリスルリと走り抜けていく。見てるだけで恐ろしい。

長崎市街地を抜け、西海市方面へ走る。
静岡県伊豆半島を超えるレベルのアップダウンがずーーーーーっと続く。

あまりのキツさに嘆く。
絶え間なく続く断崖絶壁の地形。
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何度も何度も、登っては下りまた登っては下る。

休みながら進み、西海市へ。
遠くに見える離島が美しい。
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西海市に入ってもずっとアップダウン。
何とか道の駅に到着し、野営。



143日目


深夜、雨の音で目覚める。
やってしまった…。寝る前は雨予報が消えていたので、余裕こいて屋根の無いところにテントを設営してしまった。

朝起きたらテントはびしょ濡れ。
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雨が上がって太陽が出てきたのでしばらく干して乾かす。

テントを乾かし終えて移動。
オランダ村へ。
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いや~、海外に行きたいなあ。海外も自転車で走ってみたい。

丁度この辺りで、走行距離が10000kmを突破。
この感じだと、日本一周終わったときには25000kmは突破しそうだ。

近くのコンビニで休憩していると、通りかかった方々に応援を頂き、施しも頂きました。 
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ありがとうございました!!

西海大橋を渡り、佐世保へ。
佐世保バーガーの店があったので買い食い。f:id:talon29er2:20210418104907j:plain
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旨い!食ってたら猫が集まってきた。

近くのハウステンボスへ向かう。
ハウステンボス町という地名が表示される。
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そして、ハウステンボス到着。
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中に入ろうかと思ったが、入場料がとんでもなかったのでとんぼ返り。貧乏旅なので仕方なし。。。

佐世保市も、長崎市程ではないが家がとんでもない位置にある。
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長崎市と比べると平坦が多く走りやすく感じる。
街もかなり栄えていた。
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そして、今日は佐世保市出身の大学生時代の友人と5年ぶりに再会。
久しぶりに連絡したにも関わらず、ご自宅にまで招いて頂き、おもてなしをして頂きました。
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暖かいご家族の方々にお世話になりました。ありがとうございました!!!

布団まで用意して頂き、感謝するばかり。




ここから平戸方面へ進みます!


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140・141日目 長崎県南島原市~雲仙市~長崎市

140日目
無料キャンプ場にて野営をした為、朝はアラームをかけずにゆっくりと寝ていた。

朝8時頃ゆっくりと目を覚まし、服の洗濯をする。勿論手洗い。
洗濯物を干して乾燥させている間に、自炊をして食事。

…そんなこんなしていると、気がついたら時刻はお昼前。
洗濯物も大半乾いたので、荷造りして出発。

今日は雲仙へ登りに行く。
登りに行く前に、安心と信頼の低価格で旅人に優しい「ディスカウントドラッグストアー コスモス」でお買い物。
お買い物を終えて荷物整理をしていると、通りかかったおじさまに「日本一周頑張って!カンパするよ!!」とお金を頂きました。ありがとうございました!!!

いざ国道389号線を通って登り始める。
登っていると、頻繁に「雲仙市」と「南島原市」の看板が出てくる。どうやらこの国道は市境の上を走っている道路らしい。

登っていくと、諏訪の池という場所に辿り着く。
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諏訪…。この名前を見ていると、長野県の諏訪が恋しくなる。お世話になった諏訪の方々にも、また会いたいなぁ。

そこから二時間ほど登りに続け、遂に雲仙へ到達!
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煙もっくもく。
硫化水素の臭いが漂い、温泉地であることがよくわかる。
標高が高いため、阿蘇程ではないがそこそこ気温が低く、足湯がとても気持ちいい。
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そして、今日は小浜温泉に入りたかったので、国道57号線を一気に下る。

小浜温泉まで下ると、また町中が煙でもっくもく。
Twitterにておすすめと紹介して頂いた公衆浴場へ。
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公衆浴場なだけあって、料金は200円。とってもありがたい。
湯船はやはりそこそこ熱いが、非常に気持ちのいい温泉だった。

脱衣場にて、「自転車で日本一周しとると?」みたいなことを聞かれたので、「よく僕だって分かりましたね」と話すと、「今の時期にそんな日焼けしとる人おらんもん(笑)」と言われた。
確かに、僕の肌は物凄く日焼けしていた。元々が真っ白なので、余計に日焼けした部分が目立つ。

お風呂で暖まり、日が落ちてきたので今日はここらで野営。


141日目

海辺の野営地で目を覚まし、朝日に照らされた海を眺める。
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島原半島の海の透明度も素晴らしい。沖縄の海とはまた違った良さがある。

海岸線を走り、長崎市方面へ進む。
道はほぼ平坦がなく、常に登っているか下っているかだった。
海岸線から見える海が非常に美しい。
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海を眺めながら進んでいくと、産直市場があったのでちょっと寄ってみる。
カステラが税込100円で売っていたので、何かの間違えだろ…と思いながら会計をしたら本当に100円だった。
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これはありがてえ。

幾度となく襲い掛かるアップダウンを越え、長崎市内へ。
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市内は路面電車がこれでもかというくらいに走り回り、車の交通量も多い。

とりあえずお腹がすいたので長崎ちゃんぽんを食べに中華街へ。
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とある方から紹介して貰ったお店で、長崎ちゃんぽんを頂く。
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うまっ!
野菜や色々な物の出汁が染み込んだスープが堪らん。夢中で貪り、丼を空にする。

腹ごしらえもすんだところで、長崎市内を見て回る。
日本三大ガッカリスポットの一つ、オランダ坂
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高知市はりまや橋に続き、これで二つ目。残すガッカリスポットは札幌の時計台のみとなった。

長崎半島(野母崎半島)を南下してゆく。
長崎市内は、坂が日本一多いと聞いてはいたが、こういうことなのか。
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とんでもない地形。
家が崖の上や法面の上に建っている。
市内は誰も自転車になんか乗っておらず、どうやら長崎市の人は自転車に乗ったことがない人もままいるらしい。

進むと、サイクリングロードがあるとの標識が。
これはありがたいと真っ先に突入する。
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野母半島サイクリング道路。
サイクリングロードを走り始めると、いきなり登り。
とても初心者やママチャリで走れるようなヤワな坂ではなく、かなりの疲労感が伴う。
斜度は勿論かなり抑えられてはいるが、常に緩く登っている為、徐々に脚がもたれてくる。
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サイクリングロードを走っていると、気がついたら結構高い所に登っている。
「サイクリングロード」と名の付く道路で、ここまで登るのも珍しいのではないだろうか。
道路そのものは、一部木の枝や落ち葉が散乱してる場所はあるものの、全体的には整備が行き届いており、走りやすい。

走っていると、物凄くお腹が空き始めて力が入らなくなってきたので、海辺の無料キャンプ場へ向かい今日はここまで。
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走行距離は75km程度だったが、殆んど平坦を走っていなかった為、体感140km走ったくらいの疲労感があった。




ここからは、西海市方面へ向かいます。


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139日目 佐賀県太良町~長崎県南島原市

雨が降っていたので、朝は雨雲が過ぎるまで待機。
雨が上がり、晴れ間が見えたところで出発。

太良町から海岸線を走り、長崎県方面へ走っていく。

太良町といえば、大魚神社の海中鳥居。
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琵琶湖にもこういうのあったなと思い出したが、こちらは何個も連なっているのが特徴的。

太良町を抜け、30県目となる長崎県諫早市に突入。
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諫早市から、雲仙市を経由して島原方面へ。
走っていると、数多くの応援と差し入れを頂きました。
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ありがとうございました!長崎県の方もとっても暖かい。

島原半島に入り、海岸線を走る。
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空は晴れ渡り、風景がとても美しい。
が、道は常に狭く、二桁国道でも路肩がなかったり道端が狭かったりするため、かなり走りにくい。
これは恐らく地形的な要因だろう。自転車に乗っている人を殆んど見かけない。

進んでいくと、雲仙が目の前に映る。
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今日は午前中の雨の影響で、少し霧と霞がかかっている。
雲仙は明日登る予定。

島原市に入ると、Twitterにて大三東駅という駅が面白いという情報を頂く。
行ってみると、日本で一番海に近いらしい駅だった。
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海に近い駅というと、愛媛県の下灘駅が思い浮かぶが、あそことはまた全然違う感じ。
この駅を見に来ている方は僕以外おらず、非常に閑静で美しい風景を堪能する。

そして、南島原市へ。
南島原市にある無料キャンプ場を目指して走っていたところ、何と南島原市の市長さんに声を掛けて頂き、応援を頂きました!
なんとまあびっくり。ありがとうございました!!

日が落ちて少し経った頃、無料キャンプ場に到着。本日はこちらで野営。


明日は、雲仙に登ります。
無料キャンプ場にて野営しているので、明日の朝は存分にのんびりします。

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