67・68日目 香川県土庄町(小豆島)~高松市~東かがわ市
67日目
朝イチで小豆島の中心部へ向けて登る。
小豆島の中心部はそこそこ高い山があり、「寒霞渓」という美しい景勝地がある。
標高600mちょいあったので登ろうかどうか迷ったが、折角なので登ることにした。
傾斜はそれほどではないものの、とにかく長かった。一時間半程登り続け、頂上に到着。
紅葉が美しい!
しかし生憎の小雨で霧が出て、真っ白で渓谷は何も見えなかった。。。
まあこればかりは仕方ない。
またいつか、遊びに行ったときにリベンジしよう。
頂上から下っている峠道の途中、まさかの刺さりパンク。釘を踏んでしまったらしい。
なんとか平地に近い場所を見つけ、パンク修理。
その後、外周を走り帰りのフェリーへ向かう。
その際、元日本一周チャリダーで今は小豆島に移住されているしーおんさんがTwitterで連絡をくださり、港で合流。
僕がモタモタしてたせいでフェリー出港ギリギリに港に到着したためあまり話すことができず、申し訳ないことをしてしまった。
たくさんの差し入れとお土産を頂きました!!ありがとうございました!!!
そして高松市に戻り、お遍路83番札所へ行き、この日はここまで。
68日目
今日は84~88番札所を回った。これでようやく香川県の霊場は制覇!
84番札所は屋島という平べったい山の上にあり、中々キツイ登りが長く続いた。
続いて85番札所。ここはケーブルカーが出ていたが、使わずに自力で登るルートがあったのでそちらへ向かう。
地図上で見る限り、短そうな登りだったので大丈夫だろうとたかをくくって登りに行ったところ、突然壁のような坂が現れて何事かと戸惑う。
そして現れるはこの標識。
…21%?その数字を見た瞬間、思わず笑ってしまった。距離が短かったのはこういうことだったのか。
この壁のような坂に、覚悟を決めてペダルを踏み出すまで1分くらい掛かった。
登り始めると、ペダルは筋トレ器具かというくらい重くなる。荷物を積んだ車体が軋む。
何度も足を付きながら少しずつ登っていく。
時間を掛けて、何とか頂上まで登頂。キツかった。
その後、86・87を回り、香川県最後の88番札所へ。
88番札所もそこそこ登った先にあり、またしても登っていく。
距離はそこそこあるが、特段キツイ登りではない。しかし、今までの登りの疲れが蓄積し、非常に辛かった。
88番札所を回り、今日は東かがわ市にて泊めてくださる方がいましたので、そちらへ向かう。
到着後、なんとお魚料理をご馳走頂きました!!
どれを食べてもめちゃめちゃ旨い!!
ありがとうございました。
その後、温泉で語り合い、家で語り合い、就寝。
久々のお布団。やはり布団は良い。
明日は遂に香川県を抜け、徳島県へ突入します。
お遍路は88番札所まで行きましたが、55番札所から始めた為、また1番札所から回っていきます。